「えっ、生徒さん主催コンサート!?」
長きにわたり当教室に在籍されている方は、特に驚かれるのではないでしょうか。
石川雅子ミュージックアカデミーでは、主宰・雅子先生をはじめとする講師の先生方が主体となり、様々なコンサートやイヴェントが催されています。
ただ、たびたび雅子先生の願望を耳にします。
「教室のみなさんが主体となって、より積極的にこの場を使っていただけたら・・・」
とはいえ、なかなか具体的な形で実現するまでには至らず。
年月は過ぎ、思いは思いのままになろうとしていました。
しかし今夏つ・い・に、まさかのビッグニュースが・・・!!
昨年、当教室に入会されたヴァイオリン科生徒・岡本さんが、先日7月22日に教室を会場とされたコンサートを主催!
岡本さんは入会されて以来、レッスン以外にも教室・講師主催イヴェントなどに多数参加。
また、本ブログの別ページに掲載中の「生徒様インタビュー」へのご協力など、様々な場面で教室と関わっていただいています。
そして今回、念願の生徒さん主催コンサートを開いていただき、終始和やかな雰囲気の中、大好評を博しました!!
雅子先生もピアノ伴奏&ソロで共演され、岡本さんとの息もピッタリ!
その一部始終については、言葉で表現するよりも写真を見ていただくだけでいいのでは・・・?と思うような素敵なステージでした!
ぜひご覧ください(^^
真夏の夜の「Student Concert」のフォトギャラリー
教室前から空を見上げて
教室に向き直って、いざ入室!(笑)
開演前の様子。お越しになった方々と談笑される岡本さん。
開演の挨拶で和やかな中にも、惹きつけられる引き締まった雰囲気に。
本日のプログラムを発表!
初っ端から思ったのですが、なんか岡本さんのトークだけでも楽しめてしまう・・・と(笑)
雅子先生も待ちに待った生徒さん主催コンサートに満面の笑み。
さて、いよいよ最初の曲が始まります!
プロローグを飾ったのは、ザイツ作曲「Student Concert No.5」(第1楽章 Allegro Moderato、第2楽章Andante Cantabile、第3楽章 Rondo Allegretto)
まさに、今回のコンサートを祝賀するイメージ曲のようでした。
いや〜、記念すべきコンサートの最初の曲・・・もう私は岡本ワールド入りしましたね(笑)
おやっ?照明が落とされましたね。
ということで、次は雅子先生のソロ演奏になります!
雅子先生としては珍しく挨拶もそうそうに・・・
スタンバイ!雅子先生の指が鍵盤に触れ、緩やかに奏でられたのは・・・
プログラム作成中に岡本さんがリクエストされた、リスト作曲「愛の夢 第3番」
一音一音にじっと耳をすまし集中される岡本さん。
穏やかな表情で演奏を終え、岡本さんにバトンタッチ。
岡本さんのユニークなMCトークと、曲が出来上がるまでの成り立ちや作曲家の思いなど、私としてはトリビア的な内容でした(笑)
それでは、雅子先生と次曲に移られます。それが、ドヴォルザーク作曲「ユーモレスク」。
たしかに、走行中の汽車が持つ間歇的な振動を感じさせる、心地良いテンポと旋律・・・
まるで、車窓から田舎の風景が見えるような気がします。あぁ、見えた・・・
岡本さん「さて、この『真夏の夜のStudent Concert』、いよいよ次で最後の曲です」
まさかと思いピアノの方を見たら、雅子先生からも【最後の曲になります感】が発せられたので、ついに悟り。
曲目は、ブラームスの名曲「ハンガリー舞曲 第5番」。
やはり、この曲ならではの緩急がたまらなく良かったです。
華を添えるような雅子先生のピアノ伴奏。
そしてこのまま、私たちの有り余る期待に応えてくださるアンコール曲へと・・・繋がるはず!(笑)
あ、よかったです!それで、気になるフィナーレを飾る曲はというと・・・
岡本さんがヴァイオリンと初めて出会った高校時代に、先輩からの薦めで取り組まれた思い出の曲。
アンコール曲は、運動会の閉会式でも流れる、ヘンデル作曲「ユダス・マカベウス」です。
心洗われる演奏を終え、今日イチの笑顔を見せていただきました!
終演後は、お越しになった方と楽しく懇談したり、
スッと、お持て成しをされる姿がスタイリッシュでした。
みなさん、どうぞお菓子もありますよ!
こちらは、雅子先生が先日赴かれたドバイのお菓子。
今夜はいい夢が見れそうな、そんな気がします・・・
雅子先生もきっとそうでしょう。
みなさん、今日はお越しいただきありがとうございました。
お気をつけてお帰りください。
おそらく第二弾は・・・あの方が!?
さて、みなさんいかがでしたでしょうか?
雅子先生も教室初となる生徒さん主催のコンサートに対し、どのような形になるのか様々考えを巡らせていたようですが、イメージしていた以上のステージになったのではないでしょうか。
観ている側としてはすでに「第二弾はいつあるの?」という発想に向かっています(笑)
その主催者となるのは、もしかしたら今この記事を読んでいただいているあなたかもしれません・・・!
それは、誰にもわかりませんが・・・きっと岡本さんが開拓してくださったこの潮流が連綿と続くはず。
また、雅子先生からもメッセージをいただいたのでご紹介します。
岡本さんへ
『生徒のコンサート in 教室』は私の長年の夢でした。
勇気を持ってやってくれてありがとう!!
伴奏合わせをしたり、プログラム進行の相談に乗れて嬉しかったです。
お越しくださった皆様へ
応援も兼ねて聴きに来てくださった生徒や保護者、岡本さんの大学時代からの音楽友達に御礼申し上げます。
真夏の夜の小さな音楽会&お茶飲み会は楽しい時間でした。秋に生徒の自主コンサートがあったらいいナ〜と思っています。
9月〜10月は音楽体験レッスンが目白押しだから、11月くらいにでも・・・ジョイントや数人で一緒でもいいですよ!
お気軽に、開催相談についてお声掛けください。石川 雅子
そんな教室の近い未来を願い、最後に岡本さん、雅子先生、柳田先生の3ショットを添え、お別れとさせていただいます(^^
7月後半はイヴェント盛りだくさんだったので、随時アップしていきますね!
みなさん、お楽しみに!