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【第39回 発表会】演奏の見どころ感想|ステージ裏も公開!

2023年3月25日(土)にタワーホール船堀で「第39回石川雅子ミュージックアカデミー発表会」が開催されました。

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サイネージはパンフレット表紙

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多くの出演関係者の方々がご来場

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発表会当日は、当教室の生徒さん・講師が、一年間の成果を披露する場として、多くの保護者・関係者方々にご来場いただきました。

本記事では発表会の演奏以外にも、普段は見ることのできないステージ裏の様子が楽しめます。

「緊張してアタマ真っ白になりそう…」
「実際ステージ裏ってどうなってんの?」

きっと、発表会が未経験の場合、このような疑問が出てくるかと思います。

当日撮影しました写真・動画から程よい緊張感と楽しみが入り混じった、「発表会のステージ裏」の様子が感じられますので、ぜひ最後までご覧ください♪


桜咲く頃に発表会を開くことを幸せに思います。これも皆様の日頃からのご理解の賜物と深く感謝いたします。

毎年開催してきた発表会も39回目を迎えます。1年の集大成としてのステージですが、今回は40年目へのプロムナードともいえます。ソロの加え、室内楽コースの連弾、井コーダーアンサンブル、多彩なハーモニーをお楽しみください。
今回は“動物の謝肉祭”からの抜粋曲を子どもが中心に合奏し、フィナーレ曲を講師陣が演奏します。

石川雅子ミュージックアカデミー
主宰 石川 雅子

目次

発表会の様子

多くの講師・生徒さんが出演されたため、写真はほんの一部ですが、

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スコットランドの情景が浮かび上がってきました
◯美しき変奏曲:スコットランド民謡
◯ヒバナ:DECO*27

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[2-right bg_color=”#f7f7f7″]リコーダーアンサンブルでは音色にぴったりな懐古的な選曲
◯通りゃんせ/花咲く日々に生きる限り/「4つのアメリカのダンス」より ビギン

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ご夫婦出演で素敵なデュオを披露
◯ミュージカル「キャッツ」より メモリー:A.L.ウェーバー

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演奏中はトトロの森に帰っていました
◯風の通り道:久石 譲

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合奏は音の厚みが壮大。
◯「動物たちの謝肉祭」より「ライオン」「かめ」「ぞう」、講師演奏「組曲」:サン=サーンス

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楽しげな雰囲気の中にも情感豊かな表現。そこから優雅でゆったりとしたマイナスイオン
◯スラブ舞曲 Op.72-1 Op.72-2:ドヴォルザーク

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基本メロディからも感じられる表現の幅
◯ホーム スイート ホーム 変奏曲:ファーマー

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哀愁からの最後の変調が好きすぎる…
◯シチリアーノ:フォーレ

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軽快でキャッチーなリズムに踊れる気分。
◯5つの小品 Op.56:キュイ

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ブラボーな演奏!年々ショパンの選曲レベルが上昇。
◯幻想即興曲:ショパン

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発表会ステージ裏の様子

ステージ裏は緊張感と和気藹々とした独特の空気感でした。

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ステージ裏の待合室では、プログラムのアナウンスや生徒さんの最終確認・激励をする様子も。

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アナウンスも1部・2部交代制で講師が担当。

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カメラからステージの様子を確認してタイミングを伺います。

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親子のピアノ・フルートのデュオ。フルート講師の遠山先生と最終チェック。

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田村先生のリコーダー一式。アンサンブルで曲によって使い分け。

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リコーダーアンサンブルの出番直前で結束する様子(小声)

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さいごに

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[/2col-box]発表会後、6月11日(日)に代官山ヒルサイド・バンケットで「開講40周年記念の会」を予定しています。

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その時に、今回の“動物たちの謝肉祭”を生徒と講師で演奏します。また講師と元講師で室内楽団を組み、ショパン作曲ピアノ協奏曲第1番を、ピアノ科講師がソリストとなり演奏します。ピアノ協奏曲はショパンコンクールのファイナル審査の曲、その難曲を講師たちは発表会と並行して練習しています。

私は、“講師も共に学ぶ”ことを大切にしてきました。その姿勢に生徒・保護者の皆様が共感してくださいっています。今回の成果をたずさえ、開講40周年発表会へと皆で繋げてまいりましょう。

一人一人の発表に、あたたかい拍手をお願いいたします。

ショパンイヤーを振り返って

アカデミーでは毎年メモリアルイヤーなどを迎える作曲家の一人に焦点を当て、年間を通じて取り組む活動を続けています。2021年、日本人の入賞でショパンコンクールが注目されたこともあり、今年度はショパンがテーマでした。あいにく、ショパンの作品はピアノ曲がほとんどのためピアノ科の生徒さんたいしょうとなりましたが、9月には「ショパンを学ぶ会」が開催されました。また講師によるピアノ協奏曲には他の課の講師も合奏団として参加しています。

「ピアノの詩人」フレデリック・ショパンはポーランドに生まれ、音楽に恵まれた環境に育ちました。モーツァルト同様、幼少期より演奏活動を始め神童ともてはやされましたが、とても繊細な人柄であったため大きなホールの演奏よりも私的なサロンでの演奏を好んだそうです。

ピアノを勉強する人にとって、細やかで豊かな詩情を持つショパンの曲は憧れである一方、テクニックも表現もとても難しくハードルが高いことも事実です。華やかな演奏の陰には地道な練習と努力が必要になりました。講師・生徒さんとともに同じ作曲家の作品に取り組むことでイメージや課題を共有し、より理解を深めることに繋がっています。

アカデミーのショパンお旅は、発表会後ももうしばらく続きます。

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