お知らせ

ピアノ科・音楽体験レッスン『ショパンを弾く会』の感想

残暑も感じさせない、晴天の日曜朝。

石川雅子ミュージックアカデミーの教室内から聴こえてきたのは、あのピアノの神様「ショパン」の名曲

というのも、本日は音楽体験レッスン『ショパンを弾く会』の開催日。
ピアノ科の生徒さん・講師の先生方に、それぞれの課題曲を披露してもらうという、充実した会になりました。

『ショパンを弾く会』講師挨拶の様子|石川雅子ミュージックアカデミー

では早速、2部構成となる『ショパンを弾く会』の様子をご紹介します!

第1部:生徒演奏

今回はピアノ科・生徒さんの内10名が参加。

普段レッスンで使われている本場ドイツ製の銘器・グロトリアンで、皆さんの素敵な生演奏を聴けて、とても有意義な時間となりました。

※許可をいただいた方のみ写真掲載しております。

『ショパンを弾く会』生徒さんの演奏風景|石川雅子ミュージックアカデミー

曲名:ポロネーズe-mo11

トップを飾っていただいたのは、参加者の中でもアカデミー歴の長いSHさん。
楽しそうに弾いてる姿に、教室内も和やかな空気に包まれました!

『ショパンを弾く会』生徒さんの演奏風景|石川雅子ミュージックアカデミー

曲名:ノクターンop.9-1

2番目のMKさんの演奏。
安定した低音と滑らかな音階移動がとても綺麗でした。
朝の時間帯ですが、素敵な夜のイメージが広がりました!

曲名:ノクターンop.9-2

3番目のAKさんが披露されたのは、ショパンの中でも指折りの人気曲。
細やかなトリルと、後半の盛り上がりにとても引き込まれました。

『ショパンを弾く会』生徒さんの演奏風景|石川雅子ミュージックアカデミー

曲名:プレリュードop.28-4
プレリュードop.28-15 雨だれ

4番目のYNさんが披露されたのは、ショパン好きなら一度は耳にしたことのある有名曲!
重低音の短調から長調に変化する瞬間、ホッと安堵する心地良さを覚えました。

『ショパンを弾く会』生徒さんの演奏風景|石川雅子ミュージックアカデミー

曲名:ポロネーズe-mo11

5番目のMAくんの演奏は、緩急のついたメロディーラインがとても素敵!
幼少期のショパンの初曲で、小柄ながら軽快で大胆な音が特徴的でした。

『ショパンを弾く会』生徒さんの演奏風景|石川雅子ミュージックアカデミー

曲名:軍隊ポロネーズ

6番目のFWさんが披露されたのは、オクターブ和音が光るショパンの有名曲。
勇姿を見送るような快活な弾きはじめと音色に、気持ちが昂りました!

『ショパンを弾く会』生徒さんの演奏風景|石川雅子ミュージックアカデミー

曲名:ワルツop.69-2

7番目のSYさんは雅子先生との連弾曲を披露。
ゆったりと静かな旋律が特徴的。お二人とも歌うように弾かれていて素敵でした。

『ショパンを弾く会』生徒さんの演奏風景|石川雅子ミュージックアカデミー

曲名:ワルツ遺作 ホ短調

8番目のYYさんが披露されたのは、ショパンの遺作のなかでも有名な一曲。
最初のほと走るような切ない旋律から、最後の情熱的なタッチに痺れました!

『ショパンを弾く会』生徒さんの演奏風景|石川雅子ミュージックアカデミー

曲名:ポロネーズe-mo11

9番目のMNさんは雅子先生との連弾。曲に寄り添うような優しい演奏でした。
喜寿からアカデミーでピアノをスタート。発表会にも毎年出演いただいています。

『ショパンを弾く会』生徒さんの演奏風景|石川雅子ミュージックアカデミー

曲名:幻想即興曲

1部ラストを飾ってくださったのは、現役高校生のROくん。
一言、めっちゃカッコ良かったです!耳に残った綺麗な音粒。。
次はバラード曲も聴いてみたいです。

生徒さんの演奏会となる1部は以上になります。

第2部・講師演奏では隣の教室に移り、2台のベーゼンドルファーでの演奏がはじまります。

第2部:講師演奏

第1楽章は古家先生がダイジェスト版にアレンジしてくれました!

曲名:ピアノコンチェルト1番ホ短調
第1楽章 ソロ 石川雅子/第2ピアノ 古家亜未
第3楽章 ソロ 古家亜未/第2ピアノ 石川雅子

さすがピアノ科講師。ブラボーな演奏で一同拍手。
まさかの譜めくり担当を急遽指名された生徒さんも、お疲れ様でした!

演奏後は参加者の方々の和やかな感想会で盛り上がりました。

みなさんの演奏を聞いて、それぞれ音色がキレイだなって思いながら、のんびり聴かせていただきました♪

MKさんは来年、他のピアノ科・生徒さんとミニリサイタルも予定しています。

雅子先生に手伝ってもらった左手の演奏を、今後は一人で弾けるようになるのが目標です♪
緊張で昨夜はなかなか眠れなくて、ずっと楽譜が頭の中をグルグルしていましたが、今日は出演し、講師演奏も聴けて良かったです♪
生演奏で聴くと「弾いてみたい!」って気持ちになり、参加して良かったなと思いました!
ショパンは当初見送る予定が、雅子先生に強く推されて弾くことになりましたが、挑戦して良かったです♪
練習で一杯一杯だと、やはり本番ではミスも出てくることを改めて体感しました。なので、次回はさらに楽しんで演奏できるよう練習に励んでいきたいと思います!
ショパンを弾く時は、左手にもっと魂を入れないとなぁと感じました!

様々な感想を受けながら雅子先生からも、「体に合った曲を弾かれると、グンッと音楽の充実度が上がってくる」「皆さんで励まし合いながら、ここは一つ踏ん張ってもらいたい時期」とのエールをいただきました。

今後の予定として、石川雅子ミュージックアカデミーでは、11月3日(祝・木)にJコム浦安音楽ホールAスタジオで「ファミリーアンサンブルコンサート」が開催されます。

現在プログラムは準備中で、生徒さんの出演が決まり次第、お知らせします。

講師演奏としてショパン ピアノコンチェルト第1番全曲を、ヴァイオリン・ヴィオラ・コントラバスに、フルートが加わって演奏するという迫力あるイヴェント。

オーケストラのように指揮者がいないため、お互いにハーモニーを作りながら合わせていく格好となります。

ソリストが3回変わり、弦の室内楽団が合わせていく流れになるので、ソロとは異なる練習方法も取り入れていきます。