タカギクラヴィア松濤サロンで発表会のトライアルステップとして、出演予定の方が参加されてなかなかの盛り上がりを見せました!
さて、今回は主宰・石川雅子先生より直接「あるモノ」について、説明してもらえることになりました(笑)
それについて、タカギクラヴィアの様子を交えながら、ご紹介してもらう流れで進めていきたいと思います。
雅子先生のワンポイントアドバイス洗礼とは?
雅子先生のワンポイントアドバイス洗礼とは?
25日、タカギクラヴィア松涛サロンで、発表会へのステップを踏みました。
昨年暮れには、教室のベーゼンドルファーグランドピアノで発表会用選曲を弾いて、「弾き納め会&アルコールありのお茶会」をしました。
25日は“雅子先生のワンポイントアドバイス”に参加者全員が神経を集中してくれました。
銘器とやる気の生徒と過ごせて大満足!
ワンポイントは、例えばドビュッシーなら「音を弾かないで、最初から響きにして出して」「ちょっと、どいて」「息を吸って、ふうっと吐く様に」「ペダルを踏まなきゃ音にならない位」…etc
お互いが聴き合うから、アドバイス後出す音やフレーズ感が変わるのを皆が感じてくれます。
人が感じてくれることで、アプローチの仕方が定着して行きます。
カフェ・タカギクラヴィアでのランチタイムも練習のし方相談有り、介護の話も有り。
時々に顔を合わせることで、孤独な練習の日々の支えになりますように!
画期的な「アローマ」とは一体?
画期的な「アローマ」とは一体?
2015.1.25開催の「銘器を弾・く聴く会Ⅸ」は、1923年製ニューヨークスタインウェイを使用しました。
私が使うピアノは、「アローマ」と私が命名したセラミック製のキャスター板を敷きます。
故大春五郎が1994年に考案しました。
ピアノの下に敷くというと、インシュレーター(キャスターをカパッとはめて固定する)を思い浮かべられるのが普通です。
動かなくするインシュレーターとは逆に、ピアノがのびのび声を出し歌えるようにするのが「アローマ」です。
セラミックは、ご存知の方も多いかと思いますが、硬いです。その上のキャスターは転がりやすくなります。
香りのない花ではなく、香りあっての花。生きた音がする為の小物を「アローマ」としました。
ニューヨークスタインウェイは、日本ではほとんどお目にかかりません。
日本にあるのは大半ハンブルグスタインウェイです。
会場のタカギクラヴィア(株)松涛サロンの社長、高木裕氏はニューヨークスタインウェイで修行・就労された方で、ニューヨークスタインウェイの素晴らしさを日本に拡めていらっしゃいます。
教室の発表会は、ニューヨークカーネギーホールで1923年~1950年まで使用されたニューヨークスタインウェイを貸し出してもらい会場に運び込んでいます。
第31回発表会、2015年3月22日(日)タワーホール船堀小ホールで、6回目になると思います。
「ピアノキャスター」というと金属製のピカピカしているのを連想されるでしょうが、ニューヨークスタインウェイのは黒くて小ぶりです。
高木さんに教えてもらったのですが、ゴム製なんだそうです。
「アローマ」効果は、ゴム製にもあって、使いだしてしばらくしたら、豊かな声と響きが出てきました。“アラ~マ”という程でした!
ご興味のある方は、是非発表会にお越し下さい。お待ちしています。